メンバー全員!嵐
ジャニーズグループ嵐さんの似顔絵を少しずつ描いていましたが5人まとめて紹介します。
これらは線をアナログで描いて、色はデジタルでつけてました。
似ているとは思うんですが、どうも華がなくて、絵としての魅力に欠けてますね。デジタルだとこういうことが多いです。手抜きな感じになってしまうんでしょうか。
デジ絵、全員まとめて
一枚にまとめると、デザイン的に5色そろって、まあ、見れますね。
手描きの似顔絵の方がいい?
▼こちらはハガキサイズの手描きもの
アナログな感じだし、手間も実はデジタルの方がかかっているんですね。
席描きイベント用に描いたもので、早く描くことを想定しているので、雑な感じです。
でも、なんかアナログの方が受けるんですね。デジタルはあ、そう、て感じの反応を持たれるけど、こっちの色鉛筆やマーカーを使った方が「かわいい!」って反応があります。
色紙の嵐の似顔絵
今度は色紙に5人描いてみることにします。
うん、かわいく描けた。
でも絵のデッサン狂っとる!似てねえ!
炎天下で描いていて、まるで似てないし、線も荒い。でもやっぱりデジタルよりこっちの方が受けるんですね。。。
絵っていうのは、洗練されてデッサンが狂ってないのが良い、とずっと40年ほど思い込んでやってきましたが、実はそうじゃないのかもしれないなあ、と思いはじめています。
「かわいい」にハマれないアラフィ―
手作りのあったか感覚とか、歪な味わいとか…そういうのが大衆に好まれるのだろうか。
いや、そうだ。そうに決まっている。だって似顔絵は実用品じゃなくて、娯楽品なんだから。プロダクトデザインのような画一性や精密さを人は求めてない。
知ってた、分かってた。でも見ないふりをしていた。
私は私自身がかわいくないので(怖いオバサン)絵に「かわいい」を素直に持ちこめないんですね。フライングタイガーの商品にあるような「かわいさ」「キュートさ」「遊びココロ」を人々は求めているのに。
ぜんぜん、そういう世界の住民じゃなくて、絵にそれを持ち込むのってこんな私がどうよ、とずっとずっと思ってたんです。
昔、似顔絵大会で、観客のおっさんに「おまえの絵は面白くねえんだよ!」とヤジ飛ばされたのが堪えてるよなあ…苦笑
綿密に描いているつもりのデジタル系よりアナログのが面白くなる。
販売している似顔絵も、デジタル仕上げより手描きあったか画風の方がご注文が圧倒的に多いし…
私は何か思い違いをしてきたのかもしれない。50目前にして惑うのだわさ。惑うほど鍛錬してきてないけど…。
人気もの、嵐さんの顔を描きながらそんなことを考え込んでしまいました。