あけましておめでとうございます
ご家族やご両親、祖父祖母さまと過ごされた方には親愛の気持ちがより深くなられたかと思います。年末年始中にも沢山のお問い合わせとお申込みありがとうございます。
明日5日より少しずつ稼働をはじめ、8日からエンジンがさらにかかる予定です。大変お待たせいたしておりますが、
今年もチマチマコツコツ真剣に心を込めて魂をつくして頑張っていきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。
ブログも週二回、なんとか更新を守りたく尽力します。
似顔絵に使っている絵の具の紹介
相変わらず幕末歴史似顔絵を描いておりますが、そればかりでもヲタク向きすぎてつまらないので
使っている画材の紹介もしていきます。絵を描かれる方には参考(あるいは反面教師(笑))にしていただけるかと。
これは似顔絵描いている人は当然持っている!?
便利で楽しい不思議な色鉛筆
ダーマトグラフという画材です。あの有名ジャパンメーカー三菱が出しています。
色鉛筆みたいなんですが。実に優れものなんです。
というのは紐が付いているので削るのが無用。(紙で巻いてあるのを解けばいいだけ)そして何よりすごいのは、材質を選ばず描くことが出来る色鉛筆だということです。
この色鉛筆は、油性なのです。
紙や色紙はもちろん、ガラスやプラスチックにも描くことが出来る!
なので、美術の人より、ガテン系の工事作業の人の方がダーマトグラフをよく使っているかもしれませんね。ガラスの上から描いても布でサッ!と拭けるので。
水をはじく色鉛筆
油の色鉛筆がダーマトグラフ。絵の場合は耐水性となり滲まないので、水彩絵の具と併せると多彩な表現ができます。
例えば、ハイライトを残しておきたい場合、さきにホワイトのダーマトグラフペンで描いておいて(例えば水玉模様やほっぺの光など)上から色を付けるとアラ不思議!自然な光や模様になります。
眉を描くのがおすすめ
何よりもこのダーマト(グラフ、という言葉を省略するのが専らです)
似顔絵の場合は、眉を描いたりすることが多い。程よく柔らかく、毛の雰囲気がある。赤ちゃんのフワフワした毛もダーマトで描くと実に自然でいい感じになります。
眉のうすいあの人もあらビックリ
最近描いたあの幕末の志士、高杉晋作さんの線画▼
眉毛の薄い人といえばこの人!というくらい有名です(←うそ(笑))
ダーマトでお化粧したらアラ不思議
良い感じに柔らかい自然なマユに!!
「おほほ左右の違いが分かりますでしょうか?」(←百貨店のコスメの売り子みたいですね)
アイラインにはダーマトのネイビーを使ってみました。
高杉さん、こうしてみるとイケメンですね!マユがあればもっとイケメン!!
私の化粧品ケースの紹介
ところで最近、限界コスメというのが話題ですが
私の限界コスメをご紹介します。特に見たくないでしょうがw
ものの見事に女子力Oのラインナップですが、在宅仕事なんでここ数年こんな感じです。口紅なんて去年は一ミリも減りませんでした!
ダーマトはもちろん現実の人間のマユ墨にも!
中に入っているこの眉ペンはなんとそのダーマトグラフなんですね。
一度、市販のそこそこするマユ墨を思いっきり砕いてしまい(あるあるですね)困り果てて、手直なダーマトを使ったところ
絵に描く眉に適したダーマトグラフ
実際の人間の眉墨(まゆずみ)にもメチャメチャ適していました!
ご覧ください▼
絵よりも(?)眉が自然に描ける!なんてったって油性!メディア(媒体)を選ばないダーマトグラフ!
見てください。この左右の違い。
どこかの本で無人島に化粧品を持っていくなら眉墨かアイライナーと書いてました。
これ一本で印象がずいぶん違います。
柔らかいのでアイラインにももちろんいい感じで使えますことよ奥様!
ポーチの中を汚すので、蓋必須ですが。どっかで拾ってきたフタつけてます。
何かと使えて便利なダーマトグラフ
柔らかいのでサッと取れてクレンジング不要だし、とても便利です。削るのにカッターナイフ不要で、画材にもメイクにもなりなんにでも書けるので、防災カバンにも入れてます。
一家に1本ダーマトグラフ!おすすめです!
自然な感覚で描けるので、色鉛筆よりプリミティブな表現が出来ます。
色鉛筆よりソフト、クレヨンより繊細で汎用性がある、という感じでしょうか。
温かい優しい素朴な画風を目指す人にはたまらない画材では。筆圧によって変化しやすく濃淡が付けやすく太くも細くもできるので、茶色を主線に使用する人も多いです。ダーマトグラフがあれば、とてもステキな絵がカンタンに描けますよ!
これを機会にぜひそろえてみてはいかがでしょう?