ワクチン接種てんやわんや
義親のワクチンは一苦労だった。
特に1回目。半袖を着ていなかったのだ。知ってる人は知っているが、年寄は体感温度がおかしくなる。
夏なのに暑いと思えないのが高齢者というもの。姑は古い人らしく外出の服装に気合が入るので、オシャレひらひらブラウス、舅は寒いといってジャンパーを二枚も着込む。
集団接種の会場には「我さきに」団塊の怒涛のお元気高齢者の列。そこに80代後半の舅姑は吹き飛ばれそうに並び、ちゃっちゃと腕を捲るどころか上半身の服を一枚一枚全脱ぎする事態となった。看護師さんに注意を受ける。連れていくだけで大変なのに、ベルトコンベヤーのようにワクチンを打つ人々。キリキリした医療者さんたちは80代後半のペースになど合わせてはくれん。
2回目は半袖で行ったのでまあまあスムーズ。しかし、天気が暑すぎて、ふらふらになる。
高齢者ワクチンは連れていくだけで大変
会場には親を連れてきた嫁や娘、息子がチラホラいて、目が三角になっている。
同志よ…と声をかけたくなった。
誘導から帰宅、待機だけでも大変なのだ。
なによりも本人たちも必死である。知らない場所、はじめての注射、年寄を殺すという感染症のまん延。不安でいっぱいだったろうに。
医療の人たちも大変な中、よくしてくださった。これからも大変だ。
終了したとき、全員で胸をなでおろした。
まったく文章と合ってない絵を並べてますが…
似た顔の練習
一番恐ろしい似顔絵の命題 安藤サクラさんと江口のりこさんの描き分け
安藤さんは温かい親しみやすい目元 江口さんは端正なクールさ 難しかった…次に恐ろしい命題は蒼井優さんと黒木華さんの描き分けである!
似た顔を描くというのは似顔絵練習の王道らしい。難しい。ほんとに苦手やわ。
練習つらい
こういうこと描くと誰かに怒られそうですが
本当に私は絵を描くことが好きではない。書けばかくほど下手で辛くなるからだ。
しかし、描かないともっとひどくなる。だから練習をSNSやブログに載せるのである。上手い自分を魅せたいわけではない。こうして晒すクセをつけると止めるのが恥ずかしいのでいやでも描くからだ。(毎日書けないと悩んでいる人は、ぜひSNSに晒すクセをつけるのをおすすめする)
こんな手でも描いていないと数日であっという間に下手がもっと下手になり犯罪者かとみまごうほどになる。そうなると商売どころではない。お客様の気持ちを台無しにする。
しょうがないから毎日少しだけでも描くのだった。言っておくが、ほんの少しだけでも私にとってはものすごい労力でドッと疲れる。
絵はスポーツである。スポーツには筋トレがいる。筋肉は一日休んだらアッというまに衰える。
有吉京子さんの「swan」というマンガをご存じだろうか。ライバルのバレリーナ二人が実力が拮抗していたが、一人がたった一日誘惑に負けて休んだだけで、表舞台から引きずり降ろされてしまった。筋肉とはそういうものだ。
上手い人はちょっとどころじゃなく、毎日描いている大量に質が高いものをめちゃめちゃ描いている。上手い人は上記の理屈を考える前に毎日描いている。誘惑に負けて止めるということはない。書くこと自体が娯楽で誘惑なのだ。書くことが楽しいので更に描いてうまくなる。それが”才能”というものだ。時間を気にせず努力するのが努力と思わないほどに描くのが楽しい=うまい ということである。(もし自分がそういう人間であると気が付いたアナタは才能があるので絵で身を立てることをおすすめする)
ヨハネ曰く「その方の靴のヒモすら解く資格がない」と言っているが、私なんてそういう方々をSNSでも見るにつけ眩しくて目も開けていられない。上手い人の上手い絵を見てると本当に涙が出てきて一歩も動けなくなるので時々ミュートする。
と、このように私はまったくの凡人で努力が嫌いな下手くそである。加えて更年期で朝起きるのもダルい。ああ、ずっと寝ていたいなあ。
人と会って描いてるとマシだ。楽しいので下手さがごまかされるからだ。なので、早くコロナが終わらないかと思っている。商店街の盆踊りで似顔絵を描きたい。毎日そう思いながら1年以上たった。