みんなでマスク
連日のコロナ報道
政治家の方々がいっせいにマスクをつけはじめたのは、内閣総理大臣、安倍晋三さんの「マスク2枚送付告知」からです。国民にコロナ対策としてマスクを二枚郵送してくださるとか。ありがたいですよね()!
それまでは国会や審議、密室のおじさんおばさんの会議(感染するよね)で誰もマスクしてなかった。せいぜい、アレルギー持ちの河野太郎議員がしている程度でした。
それが安倍さんがあの給食マスクしたとたん、一斉に全員やりだすんだから、この国の同調圧力や忖度ってすごいですね。
私もなんでマスクしてるかというと、感染がどうのこうのより、人の目が気になるからです…。そこが正直なとこです。すいません。そんなもんでしょう。マスクが本当に感染予防に効果あるかは論の分かれるところでしょうから。
要するに他者に指さされないためのお札(おふだ・まじない)として、毎日ドラックストアでも取り合いが続いている。
もちろん医療者や介護者は必需品であることは確かです。接客の仕事、公共交通機関を使い通勤せざるを得ない方々にもそうです。現役、アクティブに動かざるを得ない人々には物理的防御策として必須なのがマスク。
でも、年金暮らしや私のような元々の在宅ワーカーにとってはマスクの大量備蓄は意味がないよね…。
手作りマスクが流行る
とはいえ、まじない的、外出時に対外的な儀礼的使用だけでも、備蓄のマスクは減っていき、ついに残数一桁となりました。
布マスクを作るようなマメさは皆無なので、政府支給の布マスクを待ちわびていましたが、なかなか届きません。
折しも近所の呉服屋さんで手作りマスクが売り出していたので買いました。500円で京都のかわいい和柄のマスクが買えて良かった。優しい縫いなので、使い捨てよりも肌に優しい。
店主が売るときにおしゃべりしてくださり楽しかった。我々は人との交流に飢えている。古い京都人らしい面従腹背で、ひとしきり政府と為政者のワルクチと今回の愚痴を言い合い、ちょっとした気晴らしでした。京都は自営業者が多く、はるか昔から政変に振り回され、表面では従いつつも裏では散々悪態をつくのが社交のようなとこがある。性格が悪いのではないのです。腹黒いだけです(?いやそれこそがw)
手作り好きの人々がマスク作成に続々情報や画像を上げはじめている。見ているとウキウキします。いいなあ、こういうの作れる技術ってほんとステキ。一大ハンドメイド産業になりそうです。
マスクひとつでセンスや人柄や趣味が出てきそう。マスクも立派な自己主張、意思表明、まさにファッションなのだ。
マスク勝負 首相vs都知事
安倍さんのマスク姿については、マスコミはもちろん、さんざんTwitterやSNSでは罵られました。
現金給付を望んでいる庶民に二枚きりのマスク支給とは何事だとの失望と、喧伝のための首相のマスク姿があまりにも(失礼)ショボすぎたのが相乗効果でした。
安倍晋三さんのマスクはダサいです。布であることが問題なのではありません。まずはサイズ感です。顔にまるでフィットしてません。小学校の給食当番を思い出します。
しかし、それが故に哀れさを誘い、批判をかわし、時間稼ぎをしたとするなら、智将と言わざるを得ないでしょう。
この小さな布マスク特有のモッサさも大事なのです。一生懸命慣れないマスクを身に着け率先して頑張ってる感が醸し出るからです。オシャレであってはならないのでしょう。
首相のダサさとは対照的だったのが東京都知事、小池百合子さんです。
安倍首相と対照的な印象はワザとでしょうか?
すごい三白眼で目に光がない(比喩ではなく、そういう顔立ち)でマスクすると目だけになり地獄の使者かというくらい怖い!人です。が、かわいい柄(近所の人の手作り)マスクで大きくカバーで好感度UPしました。
主婦層には反感を買いそうな女子アナ風の服も、手作りマスクで緩和され、近所の人にマスクを作ってもらえるくらい親しみがあるキャラではないかと微笑ましい印象を与えます。
彼女は確かに戦略家です。自分の容姿や立姿がどのように庶民にみられるか計算できる。カン所が良いのです。
もちろんマスクで軍配あがったのは百合子です。
政治家の方々のマスク
折しも、今週発売の「週刊新潮」が女性議員たちのマスク姿をリークしてました。
新潮記事で片山さんのマスクが薔薇柄だとあります。確かに宝塚のよう豪奢なバラ柄ですね。
もともと時代錯誤な縦ロールヘアスタイルの巻髪。だから合うと思ったのでしょうか。
実は、小池百合子さんと片山さつきさんの顔立ちは似通ってます。奇しくも同系統の三白眼、タヌキ系顔です。化粧が濃いのも同じです。
小池百合子と同じ手作り布マスクなのに何処で間違った。
百合子が首長として大勢のリーダーたらんとマスクまで計算しているのに、片山さんはこんな無自覚なヘンチキでいいのか。あなたほどの方が自民党の一兵卒で終わるつもりですかと覚悟を説いたくなります。東大卒で頭脳明晰で大臣経験者なのに、民衆の支持がイマイチなのはこういう意識のズレではないでしょうか。
こういう垢抜けなさも、さつき氏の良さですが今はバラ柄は止めた方がいいような気がしますよ。。
紐と一体となった最新型です。スタイリッシュな形はこの美人さんに合っていますが、なにやらおかしい。カラー。特筆は黒いことだ。
すごい美人ですがブラックだと、怖いです。3年B組のレディースのイメージが念押しされます。
実際は暴走族の過去もないのに、こういう時にブラックイヤリング&マスクを選ぶから余計にそうなるのです。ご本人は自民党のオンナ特攻隊と思っておられ、そのチョイスなら、何も言うことはありません。
都道府県の知事たちのマスク
今回の緊急事態宣言で、各省庁の大臣たち、都道府県の知事たちの度量が問われました。
小池百合子さんをはじめ、マスク姿が話題に。やっぱ性格が出ますよね。
吉村大阪府知事。緊急事態宣言の数週間前に、兵庫県と火花を散らしました。大阪府を思うあまりのことでしたが。その熱心さと行動力でどんどん支持があがる。
#吉村寝ろ
の応援ハッシュタグで話題になりました。
予算がない、という正直で率直な姿勢も好感が持てます。関西人はガメつくゴネがちですが、自分を裸にして必死になるリーダーには従います。若く勢いがあるので国政にも期待がかかりそう。
この人は顔の下半分がスノッブな感じですがマスクで隠され、イケメンになります。大きなマスクがうまくフィットしてますね。聴覚障碍者に配慮し、話の佳境でマスクを外し口を見せたのも良い演出です。
「進撃の巨人」のリヴァイにも似てますね
愛知県で三選を果たすほどの安定した人気知事の大村秀章さん
コロナ対策では少しハズしました。
愛知の #テドロス とも言われ(確かに似てますよね)
#大村寝てろ など余計なことしいの印象となってしまいました。
顔のパーツが下にある赤ちゃんぽい顔立ちで若く見えますがが還暦です。
東大法学部卒。高学歴政治家にありがちな庶民の空気が読み難い人です。愛知トリエンナーレで理に走りすぎネトウヨの反感を買います。
それでも、右左問わず各知事は自分の県を守るために死にもの狂いです。
愛知県は大都会名古屋を有しながら、緊急事態宣言からはずれ、危機でした。大村さんは独自緊急事態宣言という奇策を取ります。必死に県民を守ろうとする一生懸命さが伝わります。ガンバレ。
ノーマルマスク着用ですが童顔が更にかわいくなります。
三原じゅん子さんと同じく、紐と一体となったマスクの加藤厚労相。
下がり眉で唇が厚く大きい鼻の穴、タコのような愛敬のある顔。この人の顔も今回のコロナ騒ぎで登場することが増えました。
ポスト安倍候補の1人。コロナ対策で頑張っている。最初はインタビュー慣れない感じでしたが、最近は堂々とされてご立派です。
マスクが最新式のデザインはいいが、顔にぴったり張りつきすぎてタコっぽい鼻と唇を立体的に浮き立たせ、国民を和ませます。
遠い世界の政治家のみなさん。しかし、コロナ騒動のマスクでキャラが出てきた、親しみが湧きますね!