独の女性首相のイラストを描きます
三白眼かと思いきや、目の色が薄いのでそう見えただけです。
メルケルさんは三白眼ではないです。
ということで、そろそろ三白眼じゃない人の似顔絵に突入します。
ドイツの首相 アンゲラ・メルケルさん
の似顔絵です
もう、なんかブルドックというか、顔からブヒーと聞こえてきそうなので
ブタちゃんぽく下書きしましたが
茶色の文具マーカーで主線。最近、この茶色が気に入ってます。女性を描くとき、柔らかいいい雰囲気になるんですよね。
描いているうちに、そうそう鼻の孔は大きくないことに気が付きました。
頬の肉のたれ具合がブルドックっぽいんですね。
メルケルさんってどんな人?
若いときはカワ(・∀・)イイ!!ですよ!
ドイツ国内において、女性としては初の大政党党首・首相
『ドイツのお母さん』とも言われている。
既に3期も続いている人気者リーダーです。
国によってヒロイズムは違う。ドイツ特有の感覚とは
今の不安定な情勢 EUの混乱具合を招いたのは、まさにこの人とドイツが原因なんですが
ドイツという国はどうも可笑しなメンタリティーらしく(日本人が言うか)摩訶不思議な正義感があるといいます。
生真面目さや職人気質は日本人に似ているんですが
日本人は、いざとなったら回りや強いもの(特にアメリカさま)の同調圧力に負けて主張を退けるじゃないですか。
でもドイツは違う
アメリカは自分たちが世界のヒーローで皆のボスだぜっていうキャプテン的ヒロイズムがありますが
ドイツのヒロイズムはまた違う。
ドイツ人は極端から極端に走る国民性なんでしょうか。自分たちは最高のすごい理念を掲げるんだとなったら回りの反対関係なくイケイケどんどんでガーといっちゃうんだそうです。
似顔絵:戦後ドイツの精神性を行動に移した首相
メルケルがドイツが移民ウェルカムした。結果これ。メルケルさん、あ~あ、やっちゃった感。
思想の根幹は素晴らしい。ドイツとメルケルの目指した「開かれたヨーロッパ、多様性への挑戦」その理想郷が実現されたらどんなに素晴らしいでしょうか。
が、為されるまでどんだけ世界は混乱し血が流れるのか。
多様性と連帯感を重んじるEUの理想がアウラで終わらないことを祈ります。
現代ヨーロッパの問題を真正面に対峙したドイツ
でも今更鎖国するわけにもいかないし。
イギリスも日本も「いややわあ閉じるわめんどくせウチラは」と言いやすい。
だってウチら島国だもの。
けどドイツは陸続きだから。ロシアとフランスに挟まれたEUのリーダーなんですもんね。
やるっきゃない。逃げるわけにはいかない。風を真正面から受けるしかない。
ドイツはもうずっと移民と自国とのアイディンティティのせめぎ合いが起きています。かつてドイツはナチスという大失敗をした。ユダヤ問題はドイツに限らずヨーロッパに根強い移民問題です。
それほど、複雑な問題をかかえ、立ち向かってきたのがドイツです。その試行錯誤の結果が「受け入れる」なんとしても「受け入れる」という思想なのだ。矛盾や過去を乗り越えてまた乗り越えようとしているドイツ。
女性初のヨーロッパのリーダーが世界初の未曾有の事態に挑んでいる。立ち向かっている。
メルケルさん、頑張って!