音楽アルバムにステキなイラストレーション!
雑誌の裏表紙にガンダムアルバムの宣伝がありました。
ちょっと欲しくなりますね~
私は今50歳でガンダム世代です。富野由悠季さんの監督のアニメや安彦良和さんのイラストや漫画は夢中でしたね。
ガンダム音楽も人気ですよね。森口博子さんのカバーしたこのアルバムも非常に人気があるそうです。
ステキなイメージイラストで、ほれぼれします。
漫画家のことぶきつかささんが描かれたもの。
厳密にはこの似顔絵イラスト、森口博子さんに似ているかというと…?
似ているようで似てない。(見てすぐその人だと分かるものが似顔絵)いや、似ているのですが、50代の森口博子さんに生き写しかというとそうではない。
似ている、どこかのキレイなお姉さんともいえます。
なので「似顔絵」ではあるんだけど、より「イメージイラストレーション」の領域に近いです。
森口博子さんの顔は特徴的でないという特徴がある
これはタレントの森口博子さんの顔立ちにも要因があります。
顔自体が透明性のある顔、特徴が外に飛び出た容姿ではない。
特徴が、消極的なんです。(積極的な特徴は、たとえば、目が大きい、アゴが大きい、など)典型的なアジア系の人の容姿の特徴です。目が端正、鼻がすっとしている、顔が細い、など。アジア人、日本人特有の柳のような美人であること。カリカチュア的な描写と真逆なんです。
例えば、保守的な美醜の価値観、西洋の美人はエラがしっかり張っている、アジアはエラがない傾向がある。(最近はグローバル化でごちゃまぜになり多様性を帯びて変化している)
アジア人の女性美は、特徴を抑えた方向である。匿名性の強い、何か美しい「何か」の体現である。森口さんもそういう顔立ちなんですね。
世界観であるイラスト
そう、対象者にムチャクチャ似ているわけではないんです。あえて、そのような表現になっているんですね。音楽アルバムデザインはそういう表現が多いです。
こういったジャケットカバー、ミュージックのイメージイラストはあくまで”世界観”が大事なんです。
森口さんはもう沢山、ガンダムやアニメソングを歌っていらして、すでに女神的な存在です。なので、もろに森口さんである必要性はなく、むしろ、ガンダムの女神的存在としての「記号」としてイラストレーションされているのです。
森口さんの顔ではなく、ガンダム”コスプレ”キャラであること。森口さんという歌手がアニメ世界に降臨したという世界観。
対象者の目鼻立ちの再現することより大事なこと。まずは、ガンダムブランドを崩さないこと。またアラフォー、アラフィフ世代のアニメ好きの女神としての森口さんのスタンス。それを楽曲アルバムで確立させることが目的なのです。
私も描いてみた
と、他者のお描きになった絵にあれこれ言うなら自分が書けよ、と。
私も森口博子さんを描いてみました。
私もガンダム世代、および森口博子さんの同世代。
ひとつ上の女性とは思えない美しさ。。。。 (○′Д`○p゚+.゚。
清潔感があって美しく、全てが感じのよい森口博子さん。
バラエティにもよく登場する気さくなお人柄ながら、歌がめちゃくちゃ上手く、アニメソングでヒットを飛ばされます。これからも50代の女神でいてほしいです!