昔からあるアーケード商店街が好き
商店街が好きです。イオンやモールなどの大型商業施設はもちろんいいんですが、私は昭和の人なので、地元の商店がしっくりきます。
昔ながらの個人商店が軒を連ね店主のおじいさんおばあさんが
愛想よくあるいは不愛想に
好き勝手に営業しているのが大好きです。道路交通法はなんのその、警察の姿がなくなれば道の真ん中に商品を広げてカオスになるあの風情、たまりません。
かねてより日本一長い商店街という大阪の「天神橋筋商店街」で遊んでみたかった。
先週行ってまいりました。
似顔絵的に資料っぽい写真を撮ったので公開します。(単に面白いので撮った)インスタ映えは絶対しない数々(笑)
レトロで楽しい喫茶店が大阪には多い
NHK朝の連続ドラマ「まんぷく」の影響もあります。喫茶店の「白薔薇」のような場所が数えきれないくらいあるのです。ゴージャスで洋風な店内だが、焼きそばやミックスジュースを出すおっちゃんの店。
「グリンティ」と手描きのPOPが郷愁を誘います。食玩が古いせいか、グリーンティがどす黒いのが大阪らしですね。
モーデン焼きってなんでしょうか。焼きそばの上に卵が載っている?
「いだてん」のタイトルロゴのようなイタ飯の看板
オシャレなイタリアンの店の前にあるナゾの看板。
これ、どこかで見たことある!
大河ドラマ「いだてん」のマーク!横尾忠則さんの作ったロゴ!
三脚巴といい、ヨーロッパでは有名な文様らしいです。
このロゴも大阪にあるとしっくりくるのが不思議です。
見てると頭がグルグルしてきます。横尾さんはこれをオリンピックシンボルにして回したのだから偉大です。もう東京オリンピックのロゴマーク全部これにしたらよかったのに。インパクト大よ。
各国首脳が大阪:天満に大集合
大阪の地酒フェアの宣伝ポスター。
G20にちなんで、各国首脳陣が大集合。上手い似顔絵ですね。
2019年G20 OSAKA SUMMITの開催は、6月28日。
大阪万博といい、これから大阪は盛り上がっていくことでしょう。
現役のレトロ看板たち
思わず立ち止まった看板。
男性の理容室ですね。
煌々と輝く、看板は今も店が変わらず営業していることを物語ってます。
ワイパーでもないパンチでもない高性能ソフト感覚 最新技術!現代感覚のヘア
といいつつ、入って施術したら、絶対に昔ながらの大阪のおっちゃんに変身できそうです。
PCもない時代に作った看板でしょうか。手描きのフォントやイケメンの七三分けが味わい深いです。
古めかしい看板ですが、絵は「いらすとや」さんに通じる普遍性があって好ましい。しかし、怪しさ満載なのはオレンジ色のライトのせいです。
この看板も現役で使われているので、とても人気のある技術のあるお店なんでしょう。ずっと続いているということは信頼の持てる技術があるということです。
でも入る気がしません。オレンジのライトが怖いのです。
24時間営業しているとはなんとも頼もしい。
さんぱつや、黄金バット
イエローが目立ちます。玉手スーパーに通じるセンスです。
黄金バットの時代にはじまったお店でしょうか。「つ」の色が違うのは何故でしょう。髪の毛に模しているのか。いずれにせよインパクトが強い。大阪ならではのシンプルで希求力のある看板です。
こざかしいクリエイター的なものを作りがちなこの身に原点に還れと語り掛けてくれます。
安くてオシャレな天神橋筋商店街
服が異常に安い天神橋筋商店街。500円以下はざらです。
似顔絵?顔が満載なハイセンスなブラウス。イケてます。
手作りの素晴らしいポスター。絵の好きな若い人がお作りになったんでしょうか。
肝心のクレープの売り子はなかなかお越しにならず、買うのは諦めました。時間が早かったせいでしょう。
天神橋筋商店街は日本一長い商店街で、天神橋筋1丁目から6丁目までフルに歩くと2.6kmあります。往復したりまた戻ったりしたので、7キロくらい歩きました。
朝行って中村屋のコロッケを買い、午前にレトロなフルーツパフェ、昼は串カツ、夕方は大阪寿司と、まさに食い倒れです。
少しも退屈しない楽しい場所です。なので、デートにも女子会にもおすすめです。
あの桐谷健太さんのご出身は天神橋筋6丁目だとか。ほんと、世良さん筋金入りのコテコテですね。
こんなに賑やかなのに、似顔絵師は1人もいませんでした。もったいないな。誰かやらないかな。私に誰か軒先貸してください。