ネコのあのフォトグラファー

ネコ好きな人が多いのであの写真家の岩合光昭さんを描いてみました。

岩合光昭さんは、動物写真家。

NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き – NHK」という番組は猫好きにはあまりにも有名ですね。

ネコ好きに岩合さんは有名すぎ

今日の猫ブームの立役者といってもいいかもしれません。

いまや猫産業(?)はペット業界はもちろん、マスコミにしろ、グッズにしろ、一大経済圏があります。

ネコのものを作ると飛ぶように売れるんだそうです。

岩合光昭さんの経歴と特徴

この方の顔、結構個性的なんですね。

色が黒く(写真家はアウトドアな仕事なので、体育会ぽい風体の人が多い)眉は太い。唇は厚い。

鼻も大きいので、ちょっとゴリラさんぽい顔立ちです。

でも猫を見つめる眼差しは優しく、声も落ち着いていてほんわかしてる。

以前観た、岩合さんの経歴のドキュメンタリーで、感動したことがあります。

親も動物写真家だった。なので、自身がなるとき、よくあるアフリカの猛獣の捕食のいわゆるワイルドな瞬間を撮影しようとした。しかし、それは行き詰まり、

動物たちへの自然な生活に注目するようになった。それが今の岩合さんの歴史を作ったと。

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ねこ歩きの岩合さんの似顔絵イラスト

このゴッツイ感じのオジサンが猫たちの微細な表情も見逃さず、その魅力をあますことなく撮影放映する。

そのギャップもステキですね。

何よりもあの猫歩きの番組を見て思うのは、岩合さんが猫を単なるペットや動物としてではなく、人間と対等な生き物として向き合っていることでしょう。

「いいこだね~かわいいね~よく頑張ってるね、素晴らしいね」とどんな猫にも声をかけて撮影する。どんなツンデレの猫もこの岩合さんの声で抜群のモデルになるのでした。

老いた猫も弱った猫にも長所を見出し、大切に扱っている。どの猫の「猫生(ねこせい)」にも共感、尊敬している。

その真摯な姿勢が写真にも出ており、そこが見る人を感動させるのです。

岩合光昭さん監督の映画も公開されましたね。

「ねことじいちゃん」