忍者映画の大ヒット

ついに映画「忍びの国」を2回目を観てしまいました…。

あの映画の魅力はなんなんでしょうか。

「忍びの国」予告

会場は女性陣が満載。さすがのジャニーズ効果というのでしょうか。時代劇映画というのは年配者の男性や私のような中高年以降が多いのですが、若い女性の熱気がムンムンくる映画会場でした。

応援上映(声を出してもいい映画会場)というのも各地で始まっているので、過去のジャニーズ主演映画の熱量とは違うようです。

歴女もうなる忍者活劇

時代劇映画にお詳しい歴女仲間のSさんが今回の鑑賞にお付き合いいただいたのですが、厳しい彼女にして「なかなか良かった」と言わしめた映画「忍びの国」

主演の大野智さんのキャラクターが今回の映画の脚本とマッチしたというのもあるのですが、過去の和田竜さん原作映画にはないヒット感。映画のポスターや予告編のPOPさに反した硬派な仕上がりに驚きます。

史実への忠実、歴史ファンのあなたは、ジャニーズかと嫌煙なされず(会場は若い女性が沢山いますが笑)ぜひ会期中に巨大スクリーンの映画館に足を運ばれることをおすすめします。テレビやビデオのVTRではもったいない仕上がりです。

これで予算をどうか溜め込んで、ぜひ「村上海賊の娘」三部作(勝手に三回上映と決めている私)にぶっこんでいただきたいと痛切に願います。

鈴木亮平さんが素晴らしい

さて、大野智さんや石原さとみさんのような人気ものが取り沙汰されるのは当然ですが

大野さん演じる無門が表の主人公なら、影の主人公ともいえる下山甲斐の長男平兵衛(へいべい)。演じるのは鈴木亮平さん。

引き続き鈴木亮平(すずき りょうへい)さんの似顔絵で「忍びの国」忍者コスプレで
鈴木亮平さん秀逸な忍者役で戦闘シーンは息をのんだ

私はこの方のことを存じ上げず、エクザイル俳優の一人かと思っており(名字が同じだけで違う人。ジャニーズにEXILEかあ観るのが怖いなあ)なんて失礼にも勘違いしておりました。

鈴木亮平さんは、ホリプロのタレントさんで、来年の大河ドラマで「西郷どん」の主役に抜擢された方です。

その時もチラリと顔を拝見したきりであまり記憶に残らなかったのですね。

正直、俳優さんモデルさんというよりは、スーツの似合う、マッチョな人。

どちらかというと若いIT社長のような風情があり、イマドキの若者アイドル俳優(やたらスイーツで中性的かオラオラEXILE系の二極化)の誰とも違う存在感があります。

筋肉俳優のすごみ

一言でいうなら

筋肉

1に筋肉 2に筋肉 3.4がなくって5に筋肉

下書きには絵になる人の特徴を2~3描くのですが、

キン肉!キン肉!キン肉!と三回も描いてます。

しょうがないじゃないですか。この人、変態仮面とか主演されているんですやん。

もう、鈴木さん=筋肉

が浸みついてしまいますよ。

他に言うとしたら

爽やかマッチョ…でしょうか。

歯がキラキラ輝く感じです。。。。

歯が輝くイラストにしてみた

俳優、鈴木亮平(すずき りょうへい)さんの似顔絵
歯が輝く好青年のイメージの俳優:鈴木亮平さんの似顔絵イラスト

かつては山下真司、山本太郎、佐藤隆太などが、この爽やかマッチョの領域にある俳優だったんですね。

正直、好きなタイプではなかったのですが(この領域、体育会系の男性と私は一生相容れないでしょう)

鈴木さんがステキ!ファンになった!

この映画「忍びの国」の鈴木さんを観た結果

鈴木亮平さんは私の中では現在一押しの若者となっております。 (ノ*’ω’*)ノ~~~~♥)

私のようなオバハンに好かれてもどうしようもないでしょうが。いや~素晴らしかったですよ!筋肉若者ばんざい!

筋肉がありかつ巨体なので、大野さんの俊敏さに間に合わないのではないかと懸念していましたが、それがそれが

蜂のように刺し 蝶のように…

なんて言葉を差し上げたい。美しくかつ激しい戦闘シーン。深い演技。

ともかく所作が素晴らしいんですね。見惚れます。そりゃジャニーズの大野さんはアイドルなだけに可愛いとカッコいいを兼ね備えたこれぞ忍者!という存在感がありますが

鈴木さんの演じる忍者、平兵衛は、大野さんとは違うベクトルでスゴイのです。

重厚な歴史性と品格のある忍者というか。悲劇的な運命にある役柄なんですが、口数が少ないのに、その所作のひとつひとつにその宿命が秘められ滲み出ています。演技力が相当です。来年の大河ドラマも楽しみです。(どうか脚本がコメディ大河にならないように祈るのみです。。)

唾を飲み込む暇もない、大野智さん演じる忍者 無門 vs 鈴木さん演じる 下山平兵衛 の対決のラストは必見。

明後日は、忍者の恰好をさせた絵もUPします。