絵の具はバリバリコチコチ大量保存
似顔絵制作に使う絵の具は水彩です。バリバリに乾かして固まったものを水で溶いて使ってます。
透明水彩とか不透明水彩とか厳密には区別してなくて、一緒こたにして、使います。実際、水分が多ければ透明水彩みたいになるし、濃く溶けば不透明にもなるので、どっちでもいいかな~と。(血液型はO型)
使用頻度の高いカラーは
一番よく使うのは肌色でしょうかね。
髪の毛などに使う茶色系もよく出ますが、
一番神経を使うのはやっぱり顔の肌の色です。塗り方によって印象が違うので、マットで透明感がある雰囲気にするために苦労します。
男性は浅黒い色だし、女性は色白の方が多いので、混色します。
赤ちゃんなんて白にちかい色でぷよぷよ&しっとりさせたいものです。
最近はこういう絵皿を使ってます▼
水はちょっとずつ垂らして溶かして使う
これに100均で売っているオイル入れに水を入れて、少しずつ溶いて使います。
蓋の部分は要らないので切って捨てました。100均だからね~そうやって好きに使えるのが良いですね。
以前は固めた絵の具を溶かすのに、ペットボトルから水を入れたりしてましたが、やっぱ不器用なんで、ドバッと入れすぎてしまうのよ。
筆を濡らして溶く方法もありますが、それは時間がかかるし濃度が不安定になります。
オリジナルの菊皿?
この絵の具の皿は、画材屋に売っている菊皿に似ているんです。
私、あまり使わないです。日本画を高校のとき習ってたときは、これが必須のアイテムでしたけどね。菊皿って日本特有のものなんでしょうか。
菊皿だと混色するとき、隣に交じってしまい、使いづらいんですね。手さきが器用な人はそれぞれの色の発色を保てるんですが、私のような雑な人がガッツガツ手を動かす場合、ブルーとイエローを飛ばしてしまい失敗する(何度も言いますが私はO型)
いつの間にかカオスの色合いになってしまいあ~って泣くはめに何度なったことかw
なので、結局、水彩はひとつひとつの入れ物に入れて、独立して使うんですが、
この状態の色は混色しません。というか、固める前に、よく使う色合いを先に混ぜておく。混色しちゃってます。
市販の絵の具はビィビットなのでそのまま使えません。小学校の図工なんて、パレットに原色のまま出して混ぜて使いますよね。あれ、いまだにすごいナゾの教育だと思う。
同じ色を再現できないもん。私、やっぱO型だからな。
だから一杯作って固めてます。
その都度に混ぜる必要があるのが肌色
しかし肌の色は別です。頻繁に混ぜる必要があるから。
肌色を混ぜるときは基本3色(濃いオレンジベージュ)(さらに薄いの)(白)をお客様の肌の感じを見ながら調節・再現します。
この3つの部分が隣接していると混ぜやすいんですね。都合のよい3つのフチがドッキングした皿を肌色用に使ってます。
みていただくと、外のフチと敷居の高さが違うんです。中の敷居が少し低くなってる。
なので、外に絵具をはみださせることなく、混色が可能。
ダイエットの失敗のたまもの
これ、実は普通の食事用の皿なんですね。
1つだけ買ったんです。ダイエット用に。こういう小分けした皿に、それぞれ、野菜、肉、卵と栄養素別に分けて入れて食べるようにしたらいいって。
区分けされたお皿。NHKのテレビ番組で言ってて、やってみたくなったのね。
だけど、あえなく挫折した。
O型のせいなのか。雑な家事や料理なんで、最初の数日は良かったんだけど、多忙を理由に、料理をフライパンごとバーンとテーブルに載せたり、大皿に入れてドーンと出すようになり。。
この3か所の敷居のある小皿、こんなチマチマ食ってられっかーと。
いつしか放置していて、臨時で、肌色こさえるときに使ったらもうそのまま。絵具の皿と定着しました。
まるで肌の色の混色のために生まれた皿ではないか!
ということに…。ダイエット失敗の果ての絵皿です。
画材屋の道具って意外に高いんですよね。絵具は仕方ないとはいえ。
固定観念にとらわれないのもいいかもと思ってます。学校や教室の道具とかってどうしても誰もが使いやすい平均的なものになりがちだし。講師や先生が勧めてくるものが一番ではない。それが自分にとって使いにくい場合もあるし、こうでなくてはということはないのです。
コピック用の専用入れ物、私の使い方では合わなかったなあ、とも。
絵皿にしろ筆にしろ、人それぞれあって他の絵描きさんの道具を見るのも個性的で楽しいものです。
100均とかでも色々工夫して、チョイスしたりして、どんどん自分流、一番使いやすいものを使うようになっちゃいますよね。
でもダイエットは王道(栄養バランスと運動)が一番なんだろうな。はあ、中年太り…。