マウスピースはエラに効く!?
ここんとこ毎日エラエラ記事にしてますが…ここらで止め時ます
ところで!マウスピースってマジエラがなくなります。1か月になりますが…
夜、寝るときに嵌めてるだけなんですが。モアイのような面構えと眉間のシワは相変わらずですが、アゴとエラの具合が明らかに違ってきています。アゴと頬のゴツさが心なしかシュッとなった。
マウスピース恐るべし!エラに悩む人は、一度してみたらいかがでしょうか。私は歯医者さんで3000円程度で作りました。
欧米とアジアではエラの評価が違う
さて、なにかと嫌われるエラ。でも欧米の女性美ではエラは嫌われない。むしろ美のひとつ。
欧米人の美女とされる人々にアゴやエラはしっかりある。
だが、日本ではエラは嫌われる。日本に限らず中国、韓国など東アジアだと、忌むべきもの。女性らしくない容姿のように思われる。
どこで私達はエラ美を失ったのか。
東西のエラ美の境界線
さて、歴史の授業で習いましたね。シルクロード。仏教が大陸を渡り伝来したのです。
ガンダーラのイケメンの仏さま
めっちゃエラありますね。彫りの深い顔。しっかりしたアゴ、エラ。眉と目。ブッダはまごうことなき、インドの聖者です。
それが…中国に入り…あーだんだんエラがなくなってきましたね。
▲7世紀 韓国で作られたのか日本で作られたのか論が分かれる
そして、ついに、エラがなくなってしまいました…なんてシュッとしてしなやかな美貌でしょう。まさに柳のような、竹久夢二に出てくる美人画のようです。
弥勒菩薩に見るエラの推移
同じ弥勒菩薩でもシルクロードを通ってどんどん顔が変わる
不思議な経緯ですね。
しかし、信仰とは人種や風土に影響されるものです。キリスト教のイエスキリストも、欧米に伝播するにしたがって、アラビア人の顔から金髪の青い目に変質していきます。それと同じです。
アルカイックなギリシャ彫刻のような仏が、アジア人らしい容姿と変貌しました。エラがなくなっていく。
長い長い歴史の旅の中で、私達はエラを失い、新しい美を獲得しました。
愛される仏像顔
さて今や美の価値観が西洋、東洋交じりあい多様化が進んでいますが
日本で必ず愛される顔立ちがあります。
それは、仏像系です。
浅田真央さんは女優のような美人顔ではありません。しかし、皆に大人気です。彼女が国際的なスケーターであるということもそうですが、この仏のような表情で真摯にスポーツに打ち込む姿は愛さずにはいられません。
ジャニーズグループのリーダー大野智さんも仏像顔 人気もの
仏像顔の人々の似顔絵イラスト
仏系の顔の有名人のイラストをいくつか描いてみました。
▼元首相の仏像顔 政治家は仏像系の顔が多い 日本人には印象が良い
▼アイドルや歌手にも多い仏像顔 愛される雰囲気がある
芸能人の仏像顔は老若男女問わず幅広い世代に愛されます。
仏像系の顔立ちは眉と目の幅が広く大らかそうで、目じりが優しそう。口元はいつも微笑んでいるようです。眉も目も下がり、慈愛に満ちているよう。もちろん、エラはありません。
私達日本人がこの顔を好むのは長い歴史の中で仏教と仏像に慣れ親しんで理想的な美的感覚が身についているからなのでしょう。
ゆるキャラせんとくんも人気ものです。