女子アイドルAKBの中のダークホース
AKBは何度も変遷をへて、誰がだれやら分からなくなっている人も多いのではないでしょうか。
私のような中高年はとくに…
しかし、最近、指原莉乃さんが大好きです。
NHKの「さし旅」という番組で指原莉乃さんのキュートさ、頭の良さ、機転の利き方、庶民的なあり方に驚嘆しました。彼女がテレビに映るたびに騒いでしまい、いまや大ファンとなっております。
アイドルなのに、冠番組をNHKで持つなんて指原さんくらいなものではないでしょうか。
番組の面白さもさることながら、描かれている似顔絵がとても良いのです。
うまいです。
このキュートなイラストはどなたが描いているのでしょうか!
指原莉乃さんの特徴
若い女性は描き難いのですが、指原莉乃さんの似顔絵にチャレンジしてみました。
特徴としては、釣り目、そして、頬の線でしょうか。
頬の線を入れると似るのは分かるんですが、ちょっとブスすぎて、若い女性を描くときにはよろしくない。(週刊朝日系の似顔絵ならその頬の線を強調しそうですが)私はあえて入れないでやろうかと。
その分、頬骨を強調することになります。口も大きいですね。逆三角のフォルムが特徴です。
手の仕草、彼女の目のやり場、とても「あざとい」です。
指原さんを描いていて思うのは、その「あざとさ」です。「あざとい」というとぶりっ子を想定してしまいますが、指原さんの場合はその「あざとさ」が嫌味ではありません。アイドルとして立身出世するために「あざとく」するんだ!という意思が全く隠れていない。
「あざとく」前向きに頑張っている!やったるぜ!というオーラになっているんだと思うんです。初期の松田聖子さんとも似ています。
それが指原莉乃さんの良い個性になっているのでは。上昇志向が顔やポーズに表れていますね。
サッシーの似顔絵
アイドルとは無垢で無知で若々しいもの、という概念を覆したのがこのサッシーという存在でしょう。(もちろんとても可愛らしい方ですが)強く賢く、美しく、反面、オフィスの総務のOLのような親しみやすさを持つ指原さん。
選挙というAKBのシステムの中で、この人が君臨したという事実。結局は強くカッコいい気働きの利く女性が一番もてるんかい!と。
時代がこういうキャラを求めていたのかと。「女子力」の大安売りのような秋元康のムーブメント。あの平成の時代の最後、指原さんが頂点に立ったことを不思議な奇跡に思うのです。
頬の色でサッシーの頬を表現してみました。
アゴと耳がとんがってます。
ハガキサイズの指原莉乃さんのイラスト
席描きサンプルも一緒に描いてみました。
10分程度で描くことを想定したハガキサイズなので、線を大きく大胆に入れてます。
こっちのほうが似てますね。口元の両端の線があるのが指原さんぽいです。