独立するならホームページとネットショップ!

すいませんね、連続して長文投稿して。夏の間にテキストに作っていたのを今UPしてます。

自サイトやブログを持っている人が多いですが、それをいざ主流の収入源にしようとなると、かなり手を入れていく必要があります。

そこのところ、質問されることが多いので、ガーと思うところを述べます。

ネットショップの基礎的なことで、アチコチで言われているフツーの話です。改めて私が書くことでもないですが。似顔絵だって同じですよ、ということです。

自サイト運営は難しいことじゃなくシンプルなことの繰り返しです。軌道に乗るまでは時間をけっこう食いますが。

そこまでじゃない、席描きなり、ココナラやミンネ経由なりでしているので、必要ない方もいるでしょう。でも自サイトを作っておくのはメリットがあります。子育てなり介護なり引っ越しなり何かあって、仕事のやり方をシフトしたいとき、サイトがあるのとないのは全然違う。少しでも可能性があるなら早めに作るが良いのでは。

というのはWEBサイトは糠(ぬか)漬けみたいなもんで、作ってすぐ成果は出ないんです。

ウェブサイトのイラスト
まずはネット上に自分のホームを作ろうではないか!

WEBを作ってすぐ注文はこない

漬物といったのは、作って放置しているだけじゃなくて、定期的に混ぜる(手を入れて修正、中身を増やす)ことが必要だから。

手を入れないと腐るだけです。

漬物が美味しくなる=成果がある、それは最低でも数か月は必要なんじゃないか。検索エンジンにかかってくるのも遅いです。

最近はどのサイトもSEOに力を入れているので作っておくだけではなくて、ボリュームのある良質なコンテンツも必要です。今日や明日にできるものではありません。

自サイトが安定するまで私は1年かかりました。その間、席描きなど他ネット系の在宅の請負を並行しながら準備しました。

なので、そのうち自サイトを、と思っているならすぐやったほうがいいです。一日でも早い方がいいです。

WEBサイトを作ってすぐバンバン売れるなんてよほど上手い有名な人だけです。でそういう人は席描きで売れるのでネット宣伝必要ない。私はそうじゃないから自サイトを作りこむのよ!と現実を自覚してたです(笑)なので、試行錯誤しました。

ブログも何回か引っ越ししたし、FC2とかJimdoやらお茶の子ネットやら販売システムもウロウロしては改変し。買い物カートがある方がいいのか、それともフォームがいいのか、サンプルの画像のサイズや価格など。

似顔絵ってお客様に写真を送ってもらわなきゃいけないし色々聞かなきゃいけないことが多いです。通常の商品売買とは違うのだ。

そういう試行錯誤の時間がなくてもドメインを取って数ページ作って寝かせて置くだけでも後々使えます。サイトは古い方が(検索エンジンにとって)価値があるからです。

私は数年前に5P程度、適当に作って放置したのを再利用しました。新規に新しく開設するのと、そこそこ続けているブログなりインスタなりドメインなり土壌がるのとは、全然違います。

ネット販売と席描きは似ているようで違う

席描きとネット販売は客層も望まれる絵も価格帯も違います。

写真から描くのは席描きよりも時間がかかり、客の要望を細かくヒアリングしなければいけません。席描きだと目の前にいるので性格や好みをすぐ直接聞けるんですが。メールだと何度もいちいち聞いていたら客に失礼です。

顔が見えない分、文章をぞんざいにしたら立腹される可能性もあります。向こうはこちらの表情も分からないし、ちゃんと描いて送ってくれるのかな?という不安感をいつも抱いています。つまり普通に「通販」なんです。

自サイトで絵に限らず何か売る!というのは違う仕事を始めなおす、くらいの意識の転換がいります。

ネットショップはネット特有の接客があります。

100m走の選手が障害物競争に転向するくらい違います。(基礎力体力は優れていなくてはいけませんが)障害物競争には障害物競争の筋肉ややり方があります。ルールも違います。

自サイトは外注するな

お金をかけてサイト作成を外注にする人もいますが、それは絶対におすすめしません。

サイトはチラシではないので、一度作ったら終わりではありません。毎日と言わないまでもかなりの頻度で改変したり記事を追加する必要があります。

その指示をいちいち作成者にお願いするのでしょうか?そのたびに費用が払えますか?

新しい試みをしたいけど、ちょっとやってみたい、やってみたらダメだった、じゃあこれ、という繰り返しにイチイチお金払ってたら身がもたないです。

たとえば、サイトを最初に作るとき、たいていの人がテーマカラーを決めて、それに合わせてデザインします。しかし運営してたら、ターゲティングが代わってきて、違う色にしたいとか。最初に決めたことなんて状況によりすぐ変わります。そういうことは山ほど出てきます。最初から完璧にしようなんて無駄無駄。数か月したら8割変わります。

何より自分の言葉でないサイトを読者は見抜きます。デザインが稚拙でも文章が下手でも自分の言葉で自分で考えた構成がいい。更新は必ず自分の手で。

バナーも絵が描けるなら手描きで描いたのを切りぬいて貼っておけばいいんです(笑)プロっぽいデザインなんていらんです。そのうちやってたら進化するんだから。

ザックリ適当に作って走りながら考えて作っては壊して増やす。

ネットの向こうの人達に話しかける気持ちで全て自作したほうがいいです。最近はCMSがあるのでCSSやHTMLなんてろくに使えなくても全然OKです。

自分の車は自分で運転しよう

凝ったオリジナルのサイトデザインなんてど~でもいいと考えてます。

それよか、SEO対策が出来ているテンプレをそのまま使うのが良いです。私は昔、賢威のテンプレを買って、そのまんま使ってます。一度購入したら賢威さんは長期間使えて、会員ページに入り放題で質問にもすぐ答えてくれます。ガンガン変わる検索エンジン基準対策のノウハウも自分で勉強しなくても対応できます。

HTMLよりアナリティクスやサーチコンソールでアクセス解析はした方がいいです(ちょー簡単です)

何故かというと、客や視聴者の好みが分かるからです。あれ?自分はこの作品が売れると思ってUPしたけど、こっちのページや商品の方がアクセスが多いし、問い合わせも多いぞ、など。それを強化したり、文章やサンプルを増やしたりします。反対に受けの悪いページには力を入れない。など。

大体クリエイター本人の好きな絵やデザインって玄人好みで、一般的な人には分かりずらいです。絵を買ってくれる人は自分で描けないから頼んでくれるわけです。そういう人の心に訴えかけるにはどうすればいいか、と。

だんだん、顧客のニーズが体感できます。

スーパーの宣伝でもそうですよね。主婦むけの希求力で分かりやすく読みやすい販促コンテンツがスーパーには豊富です。

だんだん自分の絵がどういう年代層や客層にマッチしているか、どういう人らにどんな風に何を売りたいか、という相性も分かってきます。それに合わせてサイトはどんどん改変します。自分で更新しないと、絶対にそういう感覚は掴めません。

大企業のサイトではなくて、個人の手作り商品の販売なんです。「自分」がどういう人間であるか分かってもらい、そこにお金を出してもらうんだから。ましてや返品不可能なオーダーメイド。客にとっては購入が相当にハードルが高いんです。

信頼してもらうにはどういう風なサイトを作ればいいだろう?と絶えず意識する。

そのためには自サイトを自作、自ら操縦していく必要があります。

ネットショップは実店舗と同じ

ネット上であろうとも、毎日店頭に立つ、という意識がいるのではないでしょうか。

店舗があれば毎日掃除して、状況に合わせてディスプレイを変えたり、商品の入れ替えをしたり、呼び込みをしますよね?それと全く同じです。

WEBサイトは自動販売機ではないです。

営業マンがネット上にいる場所です。販売者が毎日店頭に立っていないと、客はきませんよね?それと同じように、毎日のようにWEBサイトやブログを意識して、手をかけて

私はここにいますよ!あなたの問い合わせを待ってますよ!

と話かける必要があるのでは。

たとえば、更新日付が古かったり店長の顔写真が載っていないサイトからものを買うでしょうか?

高いお金を出して、自分の顔写真を預けるのに、店長自身の顔が載ってないの?この人ど~いう人なの?なんか詐欺とか騙したりしない?とか思いませんか。

更新が数か月ない!もうやる気ないのかな?ちゃんと仕事して送ってくれるのかしら?とか不安になりませんか?

似顔絵に限らずネットショップなんてそんなもんです。Amazonや楽天の普及で敷居は低くなってますが、個人サイトでオーダーメイドなんてまだまだ懐疑を持たれるのです。

毎日ここにいますよ!この実在の私が!と呼びかける必要があります。

顔写真載せるなんて恥ずかしい!という人は眼鏡かけてモノクロにしときゃいいんです。ストーキングなど悪さをされるくらいアクセスがあればいいですが、期待するほど個人サイトにはアクセスありゃしません。今やグーグルの検索基準も変わってるし。個人ブログは星の数ほどあります。

一日100アクセス前後くらいの日々が続いてはじめて、ポツポツ注文が来はじめます。私の実感です。

サイトをはじめてしばらくは50もいかない時も多いでしょう。ジッと辛抱しました。

というか他のこと、遊んだりマンガ読んだりして気を紛らわして、時には

「あ~っチマチマやってらんない!」

と叫んだり。もちろん、もうやめよっかな~なんて考えたの何百回とありましたよ。根気も才能ももともとないんだから。

そうこう美味しいもの食べて、気を取り直してまた更新したり。

SNSを利用して自サイトに誘導など、各人の得意なやり方があるでしょう。インスタやTwitterの方が自サイトより更新しやすいなら、トップページにSNSのフレームをつけておけばいいです。それなら、店長が毎日仕事してるのね、と分かってもらえます。

ともかく「なんか毎日呼び込みしてはるわ」と思ってもらわないと。

参考になった本

私は似顔絵販売サイトよりも、ハンクラをしている作家さんのブログやサイト、本を参考にしました。この方の本は分かりやすかった。▼

売れるハンドメイド作家の教科書

※レビューが賛美両論ですが、女性が多いハンクラ世界の競争の苛烈さは似顔絵の比ではない。盗作や誹謗中傷が跋扈してます。

またサイト作成の情報は古いですが何度も人にもすすめて、自分もときに読み返す楽天で販売するためのノウハウ本▼

楽天市場公式 ネットショップの教科書

楽天販売者でなくても、この本のエッセンスはめっちゃ使えます!WEBプログラムが進化しようが共通してるチップスがあります。楽天は大企業でなく、個人商店向けの販売システムだからです。

SEOやサイト作成のノウハウの情報はごまんとあり、進化するので、ググってくだされ。

なんかかんか述べましたが、あれもこれも情報もやりたい事も多くて、何をどうしたら分からない場合はマインドマップがおすすめ。私の孤独なサイト作成はマインドマップのおかげでなんとかなったと言っても過言ではない。今でも週1で書きなぐります。

描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いのマインドマップ

マインドマップで脳の整理をしたら、他人の言うアレコレでなく、自分の問題点や課題はこれだな~自分は他者と比べてここは劣ってるけど、ここは少しはマシかもしれんから、それをウリにしよう、自分は今こうしたいんだな、だったらこうしてみようとか、タスクや優先順位が分かります。

人間、そんなに強く賢くないんだから、少ない時間で何をするか決めなきゃいけない、仕事や家事も断捨離がいります。あれもこれもやれません。

「似顔絵師になるには!?」とな?その4 努力するための努力

【憧れの】法廷画家や似顔絵捜査官とは?なるには?【公務員?】