クレパス系の白は使える!
あと使用頻度が強いのがクレヨン系の白です。
マットでどんな絵の具の上からでも強いホワイトが載せられるのです。
素朴でともすれば太くなってしまうのが難点ですが…。画風や使いどころが慣れたら、意外に使い勝手が良いのです。
髪の毛の流れるハイライトを入れているのはソリッドマーカー。
どんな絵の具の上からでも不透明な線を置くことができるので重宝します。
サクラクレパスさんの出している商品で、油性で、どんな材質のものにも色がしっかりマットに乗るのはダーマトグラフと似ています。
ダーマトが色鉛筆系だとしたら、ソリッドマーカーはクレパス、クレヨン系です。
ただソリッドマーカーの白はあまり強すぎません。なので、ふんわりと乗るので、雲のかすれだとかをカンタンに表現するのにいいです。
固形修正ペンの白!
こちらの固形修正ペンの白、ソリッドマーカーに似てますが、こちらの方が強い白がでます。
ちょっと写真がぼやけててすいませんが、髪の毛のハイライトの左右。
左がソリッドマーカー。右が固形修正ペンのもの。右のが強い白です。仕上がりの目的により使いわけるのもいいと思います。
また加えてこの固形修正ペン▲は100円均一で買ったの。
ソリッドマーカーが1本300円するだけに、こっちの方がだんぜんお財布に優しいですね。これが置いてある100円均一ショップとない店があるので、見つけたら10本くらい買いだめしておきます。
100均なだけに乱暴に使うとすぐ壊れるんですがね…。
液体の修正ペンはイマイチ
修正ペンは色々なタイプがあり、ホワイト、白色としての画材に流用して絵の仕上がりに使う人も多いようです。
ミスノンとかですね。
よくある修正液や修正ペンは(修正する)用途なだけに、水彩絵の具のホワイトよりも乾くのが早い。席描きイベントに重宝しました。
しかし、これらはカチカチ何度振っても固まってドロドロと濃くなり、先がすぐカピカピとして画材としては繊細さに欠けすぎていてる。
席描きでよほど急ぐ現場でないかぎり、あんまり使いたくはないかな。
だって画材じゃなくて、もともと修正ペンだからなあ。
こういう液体タイプはあと、上から絵の具が載せられない。乗せたら最後、直せないのがネック。
でもポスカラだと上から載せたりして直せるんだよね。
修正ペンなだけに修正する!
なので、修正ペンを使うのは、このクレヨン系の固形タイプのみです。
というのは、これは修正ペンなんだけど、クレヨン形式。だから上から絵の具が乗りやすく修正もできます。
あ~やっちまったなあ。という汚れでやんす(笑)
前回の記事に出していたチョコレートが絵についてしまったと仮定します。(私は雑なんでよくやってしまうのだ)
顔に汚れがついたらゲンが悪いので、全部描きなおすことにしてますが、こういう背景部分にについたら固形修正ペンを使って消すことがあります。
汚れの上に固形修正ペンをぬる。
キレイに真っ白になる。この固形修正ペンの素晴らしいところは、乾くまで時間がかからないこと(クレヨンだから)
そして、上から絵の具やマーカーが乗りやすいことです。水彩が画用紙の表面と変りなく載ります。
これが絵の具のポスカラの白や液体の修正ペンだったら、上から絵の具を載せたら浮いてきて却って目立ち、台無しになるところです。
ピンクの水彩をバックにした。どこが汚れたのか、分かりません。跡形もなく消えてしまいました。
固形修正ペンで上から花を描く
また、強い白であり、素朴な線なので
それを利用して上からイラストを描くこともできます。
ピンクの水彩の上から花を描く。とても簡単に早く描けます。席描きイベントにはもってこいです。こういうのがちょっと入ってるか入ってないかでお客様の心証も違います。
この固形修正ペンは通販には出てません。お近くの100円均一で探してみてください。
最後に皆が大好き、ホワイトの点とキラキラ。
これは繊細なのがいいので、白い絵の具でやります。シグマペンもキレイに描けますね。
似顔絵には細いのが良いですね。